基礎知識

成年年齢を18歳に引き下げる『民法の一部を改正する法律』が2022年4月1日から施行

皆さんこんにちは。
寒い日が続きますが、ご体調は崩されていませんか。
私は免疫力アップのため、毎日生姜湯を飲んで体を温めています。

成年年齢を18歳に引き下げる『民法の一部を改正する法律』が2022年4月1日から施行されます。

2002年4月2日生まれから2004年4月1日生まれまでの方は、今年の4月1日の時点で成年に達することになります。

ということは、親の同意を得ずに様々な契約をすることができます。
携帯電話を借りる、クレジットカードを作成するなど。
ちなみに息子も対象年齢に含まれています。
わが子を信じていないわけではありませんが、ちょっと不安になります。
一番の懸念点は悪徳商法による消費者被害です。
契約の重要性を理解できている若者がほとんどだと思いますが、まだ少し幼さが残る年代でもあるので、注意が必要です。

また、離婚の際の養育費も今までは『成年に達するまで』としていた方が多かったと思いますが、今後は『22歳に達した後の3月まで』と大学卒業を見据えて、明確に支払い期間を定めることをお勧めします。

成年年齢を引き下げることによって、若者の積極的な社会参加など良い面もたくさんありますが、様々な問題点も出てくると思います。
その際は、当事務所にご相談ください。
同じ世代の子を持つ親の視点で問題解決に向けて全力で対応します。

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